白鳥街道〜国道275号  4/4

 

国道275号は、北海道最大の都市札幌市と白鳥の湖(クッチャロ湖)がある浜頓別町を結ぶ国道です。
路線は、大きく4つの区間(札幌市〜北竜町碧水、北竜町碧水〜美深町、美深町〜音威子府村(国道40号重複区間)、音威子府村〜浜頓別町)に分けられますが、今回は札幌市〜北竜町碧水間で白鳥を見てきました。
(つか、通っただけですが…^^;)

国道275号沿線には、畑や田んぼが広がっており、春には多くの白鳥やカモが飛来し、我が物顔で(主に)田んぼをウロウロしています(笑
では、どの辺で白鳥が見られるのか、具体的に見ていきましょう。


【当別町金沢】
住所で言うと分かりにくいですが、北海道医療大学のすぐ側です。

汽車が来ても逃げませんねぇ。

汽車が来てますが、特に驚いたようすもなく、夢中でエサを食べていました。

これこれ…どこへ行くんですか!?

白鳥が歩く様は、実にどうどうとしています。
あたかも、自分の庭を散歩しているように…(笑


【当別町中小屋】
写真は撮りませんでしたが、山とは反対側の田んぼに多くいます。
若干、国道からは遠い場所にいるような気がします。


【月形町南耕地】
月形町の入口(札幌方面)の田んぼです。
毎年白鳥が飛来しており、今年もたくさんの白鳥やカモが飛来していました。
ちなみに、国道275号沿線で最も多くの白鳥を見ることができます。

夢中ですな…白鳥君(笑

白いのは白鳥、黒いのはカモでしょう。

画像 026.jpg

田んぼなので、秋にはお米の収穫をしていますが、きっと稲穂がこぼれるんでしょうね。
それが、春にはハクチョウ達の大事なエサとなっています(笑

おそらく


【北竜町板谷】
白鳥は、湿った田んぼがお好みな様子。
ということで、雪融けの早い浦臼町、新十津川町、雨竜町では、白鳥を見かけることができませんでした。
(あくまで、国道沿いの話です)
道の駅サンフラワー北竜の付近で数羽見かけました。


【沼田町】
月形町から北では一番数が多かったです。

【深川市多度志】
ギリギリ白鳥がいる…って程度かな?
ここから北の幌加内町では、まったく白鳥を見かけませんでした。



国道沿いで白鳥見物!!の注意事項です。

1)白鳥のいる地域
白鳥は雪融け後のビチャビチャな環境がお好みのようです。
現在の国道275号沿線であれば、雪融けの進んだ札幌市、浦臼町、新十津川町、雨竜町、逆に雪が多すぎる幌加内町では、あまり見かけませんでした。

2)白鳥のいる場所
エサ(こぼれた稲)の関係から、田んぼにいることが多いようです。
山や川では、あまり見かけませんでした。

3)立ち入り
畑や田んぼ内への立ち入りは止めましょう。
まあ、当たり前ですよね(^_^;)

4)エサ
野鳥を餌付けする云々の話もありますが、それ以前に白鳥がエサを食べてくれなかった場合、田んぼがゴミだらけになります。
エサを与えるのは控えた方が良いでしょう。


白鳥さんはのんびりした顔をしてますよね。
上の写真は、4月4日に撮影したものですが、週末見に行ったとしても、そこら辺の田んぼをウロウロしていると思います。
札幌近郊の方、ガソリン代も下がったことですし、ドライブがてら白鳥を見に国道275号を北上してみてはいかがでしょう(笑

以上


※以前ブログに書いたものを掲載しています。
ところどころ意味の通じない箇所があるかもしれませんがご了承下さい(苦笑

(8/4/9更新)